いい表情を作るには「こめかみで微笑みなさい」と言われます。なぜならこめかみは、美しい表情をつくる隠れたポイントだから。試しに、微笑むときにこめかみにもクッと力を入れてみてください。頭皮にグッと力を入れ、おでこをキュッと引っ張るようなつもりでこめかみに力を入れると、自然に口角があがり、ほおにも張りが出て凛とした美しい笑顔になるはずです。伏し目をしたときにも、こめかみに力を入れると、まぶたに張りが出て美しく見えます。ほおも引き締まり、おかしな陰が出ません。こめかみに力を入れるということは、顔の筋肉に緊張感をもたせるということ。お腹に力を入れて姿勢を真っ直ぐに保つと、全体の雰囲気がしまり、美しくかっこよく見えるように、こめかみにクッと力を入れると、それだけで顔全体が凛とした表情に変わるのです。だから私は「こめかみは顔の姿勢」という言い方をしています。昨日は似合っていたベージュの口紅が今日はなぜか似合わない、いつもと同じようにメイクをしているのに今日はどこか疲れて見える、いつもはキリッと見える服がなんだか今日はフィットしない。そう感じる日があったら、それは顔の表情の問題です。髪型が決まらないせいでも何でもない。表情が緩んでいることが理由です。だからこめかみに力を入れて、もう一度鏡の前に立ってみましょう。今度は違うはずです。どれほどきれいにメイクをしても、顔の表情が弛緩していては美しく見えません。だから、いつもこめかみにクッと力を入れて表情を引き締める。こんな簡単な方法で、より品よく、美しく見えるのです。