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コンクリート基礎に砂利の固まり

Fさんは、マイホームを建てることになり、中堅の工事会社にいる学生時代の友人に相談すると、その会社で設計をサービスするという話。そこで設計・施工を一括してそこにまかせることにしたのです。設計は順調に進み、住宅金融公庫の審査にも合格して、もちろん、工事契約も終え、ほどなく着工の運びとなりました。Fさんの職業は土木技師で、職業柄、土の掘削、基礎〜事、鉄筋組立加工、コンクリート打設とつづく工事の進渉状況を桁別な思いで見ていました。

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しかし、基礎の仮枠がはずされて現れたコンクリートの肌を見て、大変なショックを受けたのです。滑らかなはずの表面があちこちに砂利が重なって(この状態を「ジヤンカ」という)、明らかに不良工事に見えたからです。そこで、早々に手直しを頼んだのですが、そのまま上棟まで進んでしまいました。Fさんはそこではじめて、工事は下請け業者の手で進められていて、しかも現場には工事責任者がいないことを知ったのです。Fさんは自分で撮影した状況写莫などを提示し、ようやく基礎に事のやり直しが決まりました。たまたま隣地が空き地だったので、建ち上がった軸糾を移動して基礎工事をやり直したのです。