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物件を見分ける力をつけ、おトクなマンションを手に入れよう

私はリクルートが発行する『住宅情報』に長年携わり、その間、中古マンションを購入した数多くの人たちにインタビューしました。中古マンションを買った人の多くは、「当初は新築マンションを探していたけれど、中古も視野に入れたら希望の物件が見つかった」と言います。中古のメリットとしては、「なんといっても価格が安かった」「エリア限定で探した場合に中古のほうが物件に出会いやすかった」という点を、多くの人が挙げました。それをデータで裏づける資料があります。不動産流通経営協会の調査結果によると、中古住宅を購入した理由のベスト3が、「希望エリアの物件だったから」「手ごろな価格だったから」「良質な物件だったから」となっています。1位・2位から、立地的な選択肢の貧富さと価格の安さが、中古マンションの大きなメリットだということが分かります。私と同じような失敗をしないためには、3位にあたる「良質な物件」を見分けるノウハウが必要です。さらに注目したいのは、4位の「新築にこだわらなかったから」です。妙なこだわりを捨てて選択肢を広げることが、希望物件に出会える近道ということです。読者の皆さんには、「新築では希望物件に出会えなかったから」という消極的な理由ではなく、ぜひ積極的に中古マンションを視野に入れてほしいと思います。選択肢が豊富な中古マンションのなかから、良質なものを見分けるノウハウを身につけさえすれば、新築よりもお買い得な物件が手に入る可能性が高いのですから。