機動的に効率よく資金を動かすために、利率の高い、NZドル、AUドルポンド、USドルを中心に、「買いサインが出たものに次々と素早く資金を移動させる」ことです。また、この方法では買いだけでなく、利子の低いユーロ、スイスフランなどのメジャーカレンシーに「売り」出動することも必要になります。円高基調のときに買いだけでは勝てませんし、円安になるのがいつになるかわからないときはこれらの利子の安い通貨を「高いところで売って安いところで買い戻す」という売りのテクニックも必要です。ただし、利子が低い通貨とはいえ円よりは高いため、売りのときは買いのときにもらっていた利子(スワップ)を逆に支払わなければなりません。つまり「売り」は基本的に不利ですから、できるだけ不利な条件をなくすという意味で、利子(スワップ)の安い通貨を選んで売るのです。当然、どうしてもAUドルなどのスワップの大きい通貨を「売り」たいときには短期で決着をつけなければなりません。こうした結果、どのように100%の利益が達成されるかを説明しましょう。NZドルを5倍のレバレッジで運用すると年利6%×5倍で30%の利子です。レベル3では為替差益が出るならば利子が得られなくても気にせずに売買します。その結果、買いのポジションを持っていないときも増えるので、大ざっぱにみて利子は20%ぐらいに減少するとします。1回で6%の利益、つまり1NZドル当たり4〜5円の為替差益を得れば、6%×レバレッジ5倍で30%の利益です。年3回のチャンスを獲得すれば30%×3回で90%です。もちろん、実際には失敗もあるので、2回5%の損失を出せば10%の損で、トータルでは80%の利益となります。それでも、利子の利益と合わせて20%+80%でトータル100%の利益を上げることができるわけです。実際はこの計算どおりにいくことは少ないと思います。