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経費削減は大きなテーマ

会社経営にとって経費削減は大きなテーマである。ただし、経費を削減するにしても、将来的に本当に効果的かとか、会社にとって有益かどうかを検討しなければならないことは当然のことだ。たとえば、メーカーとして、問屋を通さず小売店に販売していたとして、営業マンを削減して、問屋に流通を委ねる判断を下すとする。各県に問屋はひとつ、小売店は20〜30店舗。全国的レベルでいえば、問屋が約50、小売店は1000程度だ。問屋のマージンは10%。

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その額が1億円だとするとどうだろうか。問屋に支払うマージンは、1人当たり年間人件費が500万円だと仮定して20人分である。つまり、営業マン20人を削減しても、問屋にその分をそっくりとられ、会社の利益は変わらないということ。これでは経費削減効果はないのではないか。まして、問屋頼み、問屋に主導権を握られては、その販売は不安定になる。問屋の意向でいつ取り扱いをストップさせられるかわからない。問屋を通さず、直接、小売店と結びつきを持っていることが強みに転じるケースもあるだろう。