アーカイブ

中国マーケットでの戦い

中国市場への進出。これは自動車メーカーどうしの最終戦争だ。中国での日本車の生産がいよいよ本格化しはじめた。これまで中国進出に慎重だったトヨタも、第一汽車との合弁ですでにカローラなどの3車種を生産しており、05年からはクラウンも生産する。カローラとクラウンは中国名「花冠」と「皇冠」、中国でもトヨタの主力車となる。とくにクラウンは生まれて初めての海外生産になるわけで、中国マーケットにかけるトヨタの強い意気込みがわかるというものだ。すでにホンダは広州に工場を立ち上げ、アコードとオデッセイ、フィットアリアを投入している。04年からはCRIVも加わった。日産もブルーバード、サニーを作っており、マツダ、ダイハツ、スズキも同様に小型車を生産している。自動車産業にとって中国は次の主戦場なのだ。日本の自動車産業は、80年代から積極的に海外生産をおこなってきた。海外のほうが労働コストが低く、クルマを安く作れるという理由もあるが、むしろ大きいのは貿易摩擦の問題であった。だから当初、日本の自動車産業はアメリカに進出し、続いてイギリス、フランスと自動車先進国に向かった。しかし、今回の中国進出は違う。中国進出は日本の自動車工業がこれまで経験しなかったケースだ。アメリカ、ヨーロッパはすでにモータリゼーションの成熟したマーケットだった。それに対してこれからモータリゼーションの爆発する中国は、クルマの乗り方、買い方、メンテナンス等々、ユーザーはすべてが初体験だ。こいつは未踏のジャングルに踏み込むようなものと考えていい。アコードやクラウンがどう評価されるかも大いに興味がある。いまの中国で大事なのは耐久性だ。どんな使われ方をするのかも問題だ。インフラの整備された沿岸部ならあまり問題はあるまい。が、しかしクルマというやつはどこへでも行ける。ガソリンさえ入れてやれば、悪路ばかりの中国奥地へも入れるのだ。むろんパーツの供給、輸送方法等もきっと考えているとは思うが。この中国でVW、フォード、GM、ダイムラー、プジョーといった世界の強敵を相手に回し、トヨタ、ホンダ、日産がどう戦っていくかが注目される。中国マーケットでの戦いは、自動車最終戦争というべきものになるであろう。もはやアメリカ、ヨーロッパのマーケットは飽和状態で、パイの大きさは限られている。しかし、モータリゼーションのはじまったばかりの中国は、これから大きくマーケットが拡大する。短期間に乗用車だけでも100万台規模の市場が現れ、しかもそれがさらに成長するのだ。世界で最後に残された成長市場で覇権を握れるか否かにそのメーカーの命運がかかっているのだ。なお、愛車を売るときには、車買取や車査定に関するクチコミ情報などを雑誌やネットから入手しておきましょう。

(日産中古車査定参考サイト)
日産公式中古車検索サイトGet-U
http://www.get-u.com/
日産カウゾーの中古車買取
http://www.kauzo.com/