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幸せになれる服、幸せをのがす服

幸せそうだけど、幸せすぎない、そのバランスが大切なのだ。というより、女の装いはつねにまわりの人をこそ、心地良く幸せにするものでなければならない、ということなのだろう。つまり「自分ひとりが幸せです」という装いでは、幸せは呼びこめないということ。体中に、いろんなブランドものをいっぱいつけて、合計100万円みたいな装いは、本人は思い切り幸せでも、周囲を萎縮させる。だから金にあかせたゴージャスは、決して美しい装いとは言えないし、そういう装いを糧として生きている女には、穏やかな幸せがやってこない、という話なのである。ともかく女性の美しさは、いつもまわりの人を心地良くさせる種類のものでないといけない。装いも、見る人をまず心地良くさせるのが大前提。他人を心地良くさせる服は、結果的に自らも心地良くさせる。両者とも心地良い……そこにポッと幸せが生まれる。そういうものなのではないだろうか。